作家のアトリエ | 作家さんにインタビュー | ■ 第1回 |
楽陶にご協力いただいている作家の方々のプライベートトーク
第一回(スターター) 茨城県常北町の高野利明さん
いま笠間の若手陶芸家で「売れっ子」といわれている高野利明さん。最近、少しづつ楽陶とお付き合いをしていただいており、会員の皆様にご紹介の意味をかねてインタビューに応じていただきました。
高野さんは1968年笠間市生まれで、1987年茨城県窯業指導所終了後、森田栄一氏に師事。1990年、笠間市本戸で独立、1995年笠間郊外の常北町に築窯、現在に至っています。
Q なぜ陶芸家になったのですか? また、それはいつ頃ですか?
A 僕が陶芸を始めたのは19歳の春でした。父が陶芸をしていたのがキッカケではじめたのですが、修業のため入った窯業指導所でいろいろ学び、やきものの楽しさが分かるに従い、自分の世界を作りたいと思うようになりました。
Q どのような陶芸を目指しますか?
A やはり自分の世界を表現したいです。笠間土を使ったり、今までみたこともない釉薬を作ったりして、笠間でしかできない自分を創りつづけたいと思います。
Q 今されている陶芸活動は?
A 個展を中心にグループ展やテーマの決まった企画展などです。その他にも PEE−KA−BOO という工房もプロデュースしています。PEE−KA−BOO は初めて和食器を使うという人のために安い価格でいい物を、という思いで作っています。
Q ご家族は?
A 焼き物をいっしょにやっている SUZY・SUE(日本人)と犬2匹(春・うらら)と猫(ミルク)とこの前、拾った子猫(ミルキイ?)にお弟子さんの間宮くんと湯川くんです。
Q ご趣味は?
A これは、なんと言ってもルアー釣り! 3〜4年前は、まだ暇で年間200日ぐらい行っていましたが、今年はまだ5〜6回ぐらいしか行けていません。
Q 陶芸以外の特技、やってみたいこと、いってみたいことなどは?
A とのかく今は やきもの。 こんな面白いことはないと思いますね!それと料理。おいしい料理 をたくさん作って、たくさん呑んで・・・ そのためには、もうちいーと料理の腕前をあげたい!
Q ファンの方へのメッセージを
A ながく使える器を作りたい、飽きのこないものいを作りたい。そして、あの器だから「おいしいものを頑張ってつくる」と言ってもらえるような器をつくり続けたい・・・・10年後、20年後も応援してもらえるように。
高野利明さんの工房 〒311-4316 茨城県東茨城郡常北町小阪148 Tel・Fax 029-288-7151